新部門 ME中央管理室の設置
8月1日、院内体制の充実と医療安全の拡充の為、新規ポジション
として、ME中央管理室が設置され医療技術職である臨床工学技士が新たに配属しました。
臨床工学やMEについて、当院の主業務などご説明させていただきます。
臨床工学とは
1987年、医学と工学の両面を兼ね備えた医療機器の専門医療職として、「臨床工学技士 CE:(Clinical Engineer)」が誕生しました。
それ以前まで、病院内の医療機器に携わる職種として、「臨床工学技士」を意味するME:Medical Engineerがいました。
その名残の為、現在においても「臨床工学技士(CE)」は“ME”と呼ばれています。
当院のME室は2018年8月より新部門による立ち上げとして実務経験者の
臨床工学技士を配置し、院内業務の周知と拡充を図るべく発足しました。
今後の医療機器の操作・管理・保守点検・教育と各部署への臨床技術提供を通じて医療機器の安全使用と効率的運用を担って参ります。
ME中央管理室とは
MEとはMedical Engineerring(医用工学)を意味し、ME機器とは患者の診断や治療、監視などに使用される医療機器を指します。
ME室では院内ME機器の適正使用と効率的運用、安全性向上を目的に救急室・手術室・各病棟などで使用される人工呼吸器、輸液・シリンジポンプ、バイタルサインモニタをはじめ、救命蘇生装置の除細動器やAEDなど様々な現場でME機器の操作及び管理を行って参ります。