新たに科長が赴任しました。がんリハビリテーションを開始します。
<新たに科長が赴任しました>
2019年9月よりリハビリテーション科科長として入職した理学療法士の西恒亮です。
平成14年に理学療法士免許を取得し、今年で18年目になります。今まで、一般病院、整形外科専門病院、循環器専門病院を経験し、運動器専門理学療法士の資格を有しております。今までの経験を生かし、外来や入院でのリハビリテーションのみならず健康予防分野に至るまで、皆様のお役に立てるリハビリテーション科を職員一同、力を合わせて目指していきたいと思っております。何かお困りの事がございましたら遠慮なくご相談ください。宜しくお願い致します。
<がんリハビリテーションを開始します>
国立がん研究センターは、国民の約2人に1人ががんに罹患する時代になるとの報告をしています。しかし、がんは、早期発見や医学の進歩により徐々に治る病気になりつつあります。加えて、がんを治すだけでなく、今までと変わらない生活を取り戻し、生活の質(QOL:クオリティー・オブ・ライフ)を高めることが大切になってきます。これらを背景に、多職種が連携して行う、がんリハビリテーションの重要性が高まっています。がんリハビリテーションは、治療が始まる前、あるいは実施された直後から開始され、手術や化学療法、放射線治療など治療に伴う合併症を予防し、後遺症を最小限に抑えることが主目的ですが、それのみにならず治療に関する不安やお悩みにも寄り添い心身のサポートに努めます。
当院でも医師・理学療法士・作業療法士・看護師が研修を受講し、がんリハビリテーションを提供する体制を整えました。多職種で連携してリハビリテーションと安心を提供し、我々も共に支えていく力になりたいと思っています。