栄養科より
栄養科ブログ
タイトル:梅雨を迎える準備を!
こんにちは、栄養科です。
ゴールデンウイークが明け、すっかり緑が深まりましたね。毎年病院に訪れるツバメ(川越周辺ではツバクロとも呼びます)がいつもの場所で子育てに励んでいます。
さて、緊急事態宣言も延期となり、憂鬱な日々を送っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
アジサイも蕾を大きくして咲く準備をしており、
気が付けばあと1か月ほどでジメジメとした梅雨がやってきます。こういう時こそ、お掃除をして気分も明るくされては如何でしょうか?
そこでお勧めなのが、冷蔵庫・冷凍庫のお掃除です。
年末に大掃除をされた方も、半年も経ちよく見ると意外と汚れてしまっているものです。
奥の方に使いかけの調味料や、開封して食べ忘れていた食品などが入っていたり・・・、
なんてことはありませんか?
食中毒は一年中起こりますが、食中毒菌の多くが高温多湿の環境を好みます。そのため、梅雨から夏の時期は食中毒が発生しやすく
、なんと6月~9月の4か月間に1年で発生する食中毒の7割が集中するそうです。
細菌の増殖を抑えるために、食品を10℃以下で保存することが必要とされていますが、その保存に使用する冷蔵庫の中でもカビが生えたり、細菌増殖がおこることがあります。
冷蔵庫チェック
□賞味期限切れのものはありませんか?
□庫内に肉や魚の汁がこぼれていませんか?
□パッキンにカビが生えていませんか?
□詰め込みすぎてはいませんか?
期限切れのものは破棄し、取り外せるパーツは洗って乾燥させ、ゴムパッキンの隙間の汚れは歯ブラシや綿棒などで取り除きましょう。
また、冷蔵庫内に入っているから大丈夫と思いがちですが、開けている時間が長いと庫内の温度が上がってしまいます。設定温度に冷えるまで時間がかかるため、扉の開閉が短時間で済むように、庫内整理も兼ねて清掃し、気持ちよく梅雨を迎える準備をされてはいかがでしょうか?
食中毒の予防3原則は、
食中毒菌を
- つけない・・・洗う、分ける
- 増やさない・・・低温で保存する
- やっつける・・・加熱、殺菌する