こんにちは、栄養科です
春を迎え、進学・就職など新生活が始まった方もいらっしゃるかと思います。
何かと忙しい朝、朝ごはんを食べないで学校や仕事に出かけてしまうという方はいらっしゃいませんか?
朝ごはんを抜いてしまうと、血糖値が上がりやすい状態になってしまうというデータがあります。
青い線は3食食べた場合、黄色い線は朝食を抜いた場合、赤い線は朝・昼2食抜いた場合の各1日の血糖値の変化です。
朝食を抜く、すなわち食事と食事の時間が空けば空くほど、食後に血糖値が上昇してしまうことを示しています。
また、その日のインスリン(血糖値を下げるホルモン)反応にも影響します。
朝食をとるためにも、
- 夜遅くに食べ過ぎない!
夜遅く食べると、消化しきれずお腹が空かないため、朝食を抜く原因になります。
また、血糖値が下がりにくいため肥満の元となります
- 簡単に食べられるものから始める
理想のとり方は、主食・主菜・副菜をそろえてとることですが、朝食を食べる習慣がない方は
しっかり食べられないという方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、おにぎりやサンドイッチ・バナナ・牛乳・ヨーグルトなど簡単に食べられるもので、
食べる習慣をつけることから始めてみてはいかがでしょうか。
- 前日に朝食を用意する
忙しい朝、準備をする時間がないという方は、前日に用意しておきましょう♪
糖尿病や肥満の予防のためにも、「1日3食規則正しく食べる」ことを見直してみてはいかがでしょうか。