こんにちは。検査室です
新年度もスタートし、日に日に春めいてきました。
春のさわやかな風とは裏腹にコロナの第4波も避けられない状況で、
まだまだ気の抜けない日々が続きます。
検査科からは、耳鼻科の検査についてお話したいと思います。
4月から耳鼻科が午前・午後とも外来診察をしております。
それに伴い、検査科も2つの検査を担当することになりました。
まず1つ目は ★聴力検査です。
20分程度かかる検査になります。
どのくらい小さな音が聞こえるか、音の周波数を変えて検査をします。
普通のヘッドホンをつけて検査する気導聴力と、耳たぶの後ろに骨導レシーバーというものを当てて
耳の骨に直接振動を加えて内耳以降の聴力を計る骨導聴力があります。
難聴の程度や原因の推定をすることが可能です。
2つ目は ★ティンパノメトリーという検査です。
2~3分で終わる簡単な検査です。
鼓膜や耳小骨の振動(動き具合)を調べる検査です。耳にプローブ(耳栓)をつけ
空気圧をかけ、鼓膜に当たって戻ってくる圧力を測定します。
鼓膜や中耳に疾患があるかどうかがわかります。
検査時は、このような防音室に入って検査します。
まだスタートしたばかりで、不手際もあるかと思いますが
より専門性のある検査が出来るよう、スタッフ一同精進いたします。
問い合わせ等ありましたら、お気軽に病院スタッフまでどうぞ。