こんにちは。生理検査室です
こんにちは。私は、現在生理検査室に勤務している臨床検査技師です。
収束の見えないコロナ渦にあり、どちらかと言うとアナログ人間の私も
パソコンやインターネットに頼らざるを得ない場面がぐっと増えてきました。
臨床検査関連の研修会や講習会は軒並みオンラインでの開催となり
毎回 四苦八苦しながらなんとか参加しているような状況です。
病院の検査室でながく働いてきましたが
思い起こせば大きく環境が変化したなと感じます。
当院に限った事ではありませんが、私が病院に就職した頃には
多くの病院が紙カルテを使っており、血液検査や尿検査の依頼伝票は
手書きで検査項目も手入力し結果報告書も手書き
超音波検査の報告書も全て手書きで
写真は台紙に貼り付ける、報告書は各依頼部署依頼科に持って行く
という運用でした。
一年毎に片付ける紙の検査伝票と検査報告書は大量で重労働でした。
次第にパソコンが普及して検査システムが導入され
画像サーバーが導入され、電子カルテが導入されて運用は大きく変わり
その都度新しくなる運用と新しくなるシステムに対応していく事に苦労しました。
しかし、これらの新しいシステムの導入により
多くの検査で手入力によるミスや転記ミスは無くなり
検査履歴の検索・比較も容易になり、結果報告書の提出も画面上で可能になりました。
正確性・迅速性・機能性が向上し受け入れ検査数も増やすことができました。
大量の紙伝票と検査報告書を片付ける必要もなくなりました。
日常業務以外にも、オンライン研修や講習会も会場に出かけていかなくても
自宅で受けることができますし、知らなかったカルテ用語や略語、病名や検査項目も
直ぐにインターネットで調べることができます。
パソコンやネットは苦手意識がありましたが、検査業務上だけでも
この様に日々その恩恵を受けていると認めざるおえない今日この頃です。
少しずつでも新しい機能を習得してパソコン嫌いを克服し
私自身のアップデートもしたいと思います。
病院職員として臨床検査技師としての業務にも活かして
日々精進していきたいと思います。