こんにちは、放射線科です
夏が終わり秋の涼しさを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、最近心理的安全性という考え方が日本で注目され、企業などでも取り入れ始めています。
そもそも、心理的安全性とはなんでしょうか。
組織行動学の研究者であるエドモントソン教授が提唱した言葉で
「チームの心理的安全性とは、チームの中で対人関係におけるリスクをとっても大丈夫だという
チームメンバーに共有される信念のこと」を意味します。
つまり、チームの中でいつでも誰でも気兼ねなく、意見や質問、
違和感の指摘が発言できる、そういう雰囲気のことをいいます。
これは単純に“仲良し”であるとか
発言は自由にしても罰せられないというルールを決める事ではありません。
〈「未来心の丘」広島県尾道市:撮影 放射線科 職員〉
誰もが気づいたことを発言できる雰囲気があれば
話し合いや学ぶ機会が増え、働くことへの意欲が湧いてくるでしょう。
また、失敗も前向きに受け入れることができる職場であれば
報連相も行い易くなり、風通しの良い状態になります。
それには心理的安全性を踏まえて
職場内でのコミュニケーションのあり方を見直していく必要があります。
当院では、10月から職員を対象に
コミュニケーション研修~心理的安全性ワークショップ~を開始します。
この研修を通じて、院内で心理的安全性という考え方を定着させ
まずは働きやすい職場環境を、そして
医療安全・エンゲージメントの向上を目指していければと思います。
〈「清水公園」千葉県野田市:撮影 放射線科 職員〉