こんにちは。臨床検査科です。
臨床検査科に勤務しております臨床検査技師です。
埼玉県が主催する「令和4年度 埼玉県感染症専門研修」に
参加してきましたので その内容や取り組みをご紹介します。
この研修の目的は、
「感染症発生時の対応の基礎を学ぶことにより、施設での感染拡大を未然に防止すること」
です。
〈写真:埼玉県看護協会研修センター〉
研修は3部構成でした。
①e-ラーニング講座
オンデマンド配信の講座をパソコンやスマートフォンで視聴し事前学習を行いました。
②演習(集合研修)
埼玉県看護協会研修センターで行いました。
グループディスカッションや、パワーポイントを用いての発表を行いました。
③医療機関での実習
埼玉医科大学 総合医療センターに伺い、救急外来・診察室・病棟などを回り
感染管理の様子や注意点などを教えていただきました。
前置きが長くなりましたが、院内には感染対策委員会(ICC)や感染制御チーム(ICT)といった
感染対策のためのチームがあり、臨床検査技師もこれらのチームの一員です。
これらの組織は、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師など
異なる職種のメンバーで構成されています。
このように、医師をはじめとする様々な医療専門職が
患者様の治療やサポートを行うことをチーム医療といいます。
チーム医療では、それぞれの職種の専門性を活かし
意見を交換しながら活動するための知識や技術が求められます。
そこで、院外研修や勉強会に積極的に参加し、
一人一人の患者様の状況に対応した医療を提供できるよう これからも努力して参ります。