検査科です
先月、新しく 人工呼吸器を導入いたしました。
患者様の呼吸を一呼吸ごとにモニタリングし
自動で調節し人工呼吸器離脱までサポートしてくれるASVモードを搭載しています。
このASVというモードはあらかじめプログラムされた手順に従い
患者様にとって最適な呼吸状態となるように適宜自動調整機能です。
車でいうところの自動運転のようなものになります。
現在、様々な機器でAI(人工知能)が導入され利用されつつありますが、
医療機器も例外ではなく 生命維持管理装置である
人工呼吸器にも利用され始めています。
もちろん完全に「機械にお任せ」というものではなく
呼吸をサポートするうえで患者様が
もっとも楽に呼吸が出来るようにしてくれるというもので
まだまだ医療スタッフの監視と判断が必要です。
いつか、本当にすべて自動で動く機器が出てくるかもしれません。
しかし、機械を作るのも人間なら使うのも人間です。
それらの新しい技術や機械と協同し、よりよい医療のご提供を目指します!