4階病棟です。
4階病棟のナース・ステーションからは、四季折々の富士山が見ることができます。
写真は10月21日朝6時の富士山です。病室や廊下からも見ることができるので、朝の挨拶でカーテンを開け、患者さんに声をかけてまわり「夜寒かったわけだぁ~」と会話が弾みました。
4階病棟は、地域包括病棟として地域・在宅での生活を視野に入れ看護を行っています。
自宅に退院される患者さんは、病棟でもできるリハビリを毎日継続し、リハビリ担当者と共に家屋調査へ出向いています。自宅で在宅医療を必要とする患者さんやご家族へは、早い時期より患者・家族指導を行い、訪問看護が導入される場合は、退院調整カンファレンスを行い他職種と情報共有し、地域完結型医療を目指しています。
4階病棟で行われた整形カンファレンスです。この日は、医師、作業療法士、ソーシャル・ワーカー、看護師が参加し、診療科ごとに、週1回カンファレンスを行っています。
当院は、川越市医師会川越看護専門学校の実習病院であり、学生は患者さんを受け持ち、指導者研修を終了した看護師が日々実習指導を行っています。
この日は、受け持ちの患者さんが胃瘻造設の予定で、見学実習を行いました。学生より「初めて処置を見学して、イメージはしていたが教科書で勉強したことがよく分かり貴重な体験ができました。」と目をキラキラさせて教えてくれました。患者さんのケア後に振り返りを行い、自身の看護を評価し、指導助言しながらより良い看護が提供できるように日々励んでいます。
4階病棟で行っている看護助手の研修です。環境整備、移乗動作、おむつ交換、体位変換、安全対策、接遇などについて行い、1~2週間に1回は、日々の業務の中で研修時間を設けています。
患者体験をし、意見交換をしながら、安全でより良いケアが提供できるように取り組んでいます。
看護師の研修としては今月中に、救急蘇生法やNPPV、エンゼルメイク、認知症ケアなど予定されており、看護部全体で看護の質の向上を目指しています。
この日は天気が良く、患者さんと屋上へお散歩に行きました。短時間でしたが、外の空気を吸い、患者さんからは、「天気が良くて気持ちよかった。」との言葉が聞かれ、笑顔が見られました。
一人でも多くの患者さんの笑顔が見られ、安全で安楽な入院生活が送られるように日々励んでいます。