はじめまして武蔵野総合病院 外来 です。
現在、インフルエンザが全国で猛威を奮い警告レベルとなり、連日ニュースを騒がせています。外来にもインフルエンザに感染した多くの患者さんが来院されています。今年よりインフルエンザウイルス量が少ない感染初期でも、迅速判定が可能な検査機械を導入し診療を行っています。
今季のインフルエンザの特徴として、インフルエンザA型が圧倒的でB型の確認はほとんどされていません。今後A型が沈静化してくるとB型が増加してくる可能性があるので注意が必要です。
今回外来で注目しているのが、インフルエンザA型陽性で溶連菌も陽性の同時感染です。何例か確認された事例です。
インフルエンザ患者さんは、喉の痛みの訴えは少ないのですが、溶連菌に感染していると喉の痛みも訴えます。インフルエンザ薬を処方されても解熱せず、喉の痛みがある場合は、併せて溶連菌のチェックもお勧めします。
当院のインフルエンザ検査機械は溶連菌の迅速検査も可能な優秀な機械です。是非ご相談ください。
最後に当院では、新しいインフルエンザ診断に役立てる精度の高い方法を確立する為に、データ収集をしています。
(研究機関に協力しています。)
特殊なカメラで咽頭撮影を行います。お辛い中大変心苦しいのですが、発熱患者さんにご協力をお願いしています。
本検査は2019年2月28日(木)をもちまして、終了しました。ご協力いただきありがとうございました。